大倉尾根は、今日も変わらず人を迎えていた。規制が解除された直後だというのに、登山口の空気はいつもと同じだ。人が集い、歩き出し、淡々と高度を上げていく。山は何事もなかったかのように、登山者を受け入れている。 だが、違和感は…
カテゴリー: 登山記録
このカテゴリーは、足元に広がる山道と、呼吸に響く自然の息遣いを感じながら刻んだ 山行の軌跡 を記録する場所です。塔ノ岳や丹沢、奥多摩の険しい稜線から、静かな森や渓谷まで、歩いたルート、コースタイム、天候の移ろい、そして心に刻まれた瞬間の感覚を余すことなくまとめています。
ただの情報ではなく、体験そのものを伝える山行の証。日帰りから縦走まで、初心者も上級者も、次の登山に向けての道標として、ここで刻まれた記録を活用してください。
神域へ至る破線ルート – 諸戸尾根で丹沢大山へ
丹沢大山という山は、入口の選び方によってまったく別の顔を見せる。 ケーブルカー、石段、観光客。多くの人が思い浮かべる大山のイメージは、おそらくその延長線上にあるだろう。 しかし今回は、その流れから意図的に外れた。選んだの…
新年、霊峰・室根山へ – 折壁駅から歩く冬の初詣ピストン
2026年の登り始めは、岩手県一関市の室根山。初詣を兼ねて、JR折壁駅を起点にしたルートを歩いた。 室根山はこれまで何度も登っている山だが、冬季に訪れるのは久しぶりになる。標高は895mと低めながら、独立峰らしい展望と、…



