Skip to content
The Team XUONIX
Menu
  • ホーム
  • XUONIXとは
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー
Menu

大野山|谷峨駅から山北駅へ縦走|丹沢の穏やか草原歩き

Posted on 2026年6月22日2026年6月22日 by XUONIX

雨予報だった。

本来であれば自宅で休養に充てる予定だったが、昼頃には天候が持ち直しそうな予報へ変わった。山へ行かない理由がひとつ消えた。

向かった先は大野山。

丹沢の山々は何度も歩いてきたが、大野山だけは少し特殊な存在だと思っている。

急登もない。
岩場もない。
鎖場もない。

それでも、ふと歩きたくなる。

今日は9.5kgの荷を背負い、谷峨駅から山頂を経由して山北駅まで歩くことにした。

INDEX
1 山行概要
2 コースタイム
3 湿った空気の中を登る
4 丹沢とは思えない景色
5 山頂から再び雲の中へ
6 大野山だからこそ気付けたこと
7 まとめ

山行概要

項目内容
山域丹沢
山名大野山
日程2026年6月21日
天候曇りのち晴れ
距離10.9km
累積標高差約600m
行動時間4時間03分
歩荷重量9.5kg

コースタイム

時刻行程
12:30谷峨駅
13:10都夫良野頼朝桜
13:31谷峨駅・山北分岐
14:26十字路
14:42大野山山頂
14:50山頂標識
15:46大野山駐車場
15:58共和小学校付近
16:15大野山登山口
16:32山北駅
© OpenStreetMap contributors

Map of the route “大野山|谷峨駅から山北駅へ縦走|丹沢の穏やか草原歩き”: 11,032 m, 705 m of climbing and 763 m of descent, elevation between 109 m and 721 m, time 04:03:09. It starts at 35.36565, 139.03846 and ends at 35.36111, 139.07992 (latitude, longitude).

湿った空気の中を登る

谷峨駅に降り立つと、周囲はまだガスの中だった。

数時間前まで降っていた雨の影響だろう。

空気は重く、湿度も高い。

歩き始めて間もなく汗が流れ始める。

大野山の登山道はよく整備されている。危険箇所もなく、登山初心者にも歩きやすいルートだ。

静かな樹林帯を抜けながら標高を上げていく。

登山者の姿は少ない。

聞こえるのは鳥の声と、自分の呼吸だけだった。

丹沢とは思えない景色

標高を上げるにつれ、徐々に空が明るくなってきた。

そして山頂へ到着する頃には、すっかり青空が広がっていた。

大野山の魅力は、この開放感にある。

丹沢といえば急峻な尾根や深い樹林帯を思い浮かべる人が多いだろう。

しかし大野山は違う。

広々とした草地。

のどかな牧場の風景。

風に揺れる草と空。

目の前の景色だけを見ていると、ここが丹沢であることを忘れてしまう。

何度訪れても、この独特の空気感には惹かれるものがある。

山頂から再び雲の中へ

休憩を終えて下山を開始すると、再びガスが山肌を這い上がってきた。

ほんの数十分前まで見えていた景色が、少しずつ白く閉ざされていく。

山の天気は本当に忙しい。

下山路は長い樹林帯が続く。

個人的にはこうした単調な下りはあまり得意ではない。

それでも黙々と歩き続ける。

途中には倒木も見られた。

先日の荒天の影響だろうか。

自然の中では、人間が作った道も簡単に姿を変える。

改めて山の力を感じる瞬間だった。

大野山だからこそ気付けたこと

今回の山行は決して調子が良かったわけではない。

前日は睡眠不足。

さらに昼食も取らずに歩き始めてしまった。

山頂へ向かう途中から身体は重く、いつもの感覚とは明らかに違っていた。

シャリバテだったのか。

あるいは脱水気味だったのか。

原因はひとつではないだろう。

ただ確かなのは、山の難易度に関係なく準備は必要だということだ。

大野山は優しい山だ。

だからこそ油断が生まれる。

もしこれが長距離縦走や北アルプスの稜線だったら、同じようには歩けなかったかもしれない。

登山では体力も技術も重要だ。

しかしその前に、睡眠を取り、食事を摂り、水を持つ。

当たり前のことを当たり前にやる。

結局のところ、それが安全登山の土台なのだと思う。

まとめ

大野山は丹沢の中でも異質な山である。

厳しさよりも穏やかさ。

達成感よりも心地良さ。

山頂に立って何かを征服した気分になる山ではない。

ただ静かに歩き、自分を整える。

そんな時間を与えてくれる山だ。

だから私は、またこの山へ戻ってくるのだと思う。

未知の稜線へ ── この記事もおすすめ

  • 大野山 登山レポート【谷峨駅〜山北駅・13.6km】富士山と草原の展望台、丹沢の異色里山

    冬晴れの空が澄み渡る朝。私は神奈川県の大野山へ向かった。標高723m。丹沢の西側にぽつんと位置する、穏やかで開放的な里山だ。山頂はかつて牧場として使われていた経緯があり、今もその雰囲気を残した広大な草地が広がる。視界を遮るものが少なく、どこまでも空に近い。登山…

  • 【熱中症寸前】真夏の丹沢大山で味わった恐怖の下山|男坂ルート山行記録

    関東地方の梅雨が明け、本格的な夏山シーズンが始まった。 この日の神奈川県には熱中症警戒アラートが発表され、平地の最高気温は37℃予報。照りつける日差しは朝から強く、低山とはいえ決して楽観できる条件ではなかった。 今回歩くのは、丹沢大山。 10kgのザックを背負…

  • 大山から札掛・黒龍尾根で塔ノ岳へ|精神力が削られる縦走22.3km

    丹沢には数え切れないほどの登山ルートが存在するが、その中でも以前から気になっていたのが、大山から札掛を経由して塔ノ岳へ向かう縦走ルートである。 大山から塔ノ岳へ向かうルート自体は珍しくない。しかし、多くの登山者はヤビツ峠や表尾根を利用するため、一度札掛まで大き…

  • 三ノ塔〜塔ノ岳〜鍋割山 縦走【大倉周回・20.6km・7時間50分】三ノ塔尾根スタートのコースタイム完全記録

    朝の 大倉バス停 に立つ。 空はよく晴れていた。まだ冷たい空気が残る、静かな朝だった。 今日のルートは、三ノ塔尾根から稜線に上がり、三ノ塔、塔ノ岳、そして 鍋割山 を縦走するコース。距離は約20km。累積標高差は1600mほど。 丹沢ではよく知られた縦走ルート…

  • 丹沢大山周回|11.3kgを背負い、秋を待つ大山を歩く

    久しぶりに大山へ向かった。 今回の目的は、紅葉でもなければ、眺望でもない。 11.30kgの荷物を背負って歩くこと。 歩荷トレーニングである。 夕方から予定があるため、遠くの山へ行く時間はない。 それなら大山でいい。 距離は短い。 しかし、標高差はしっかりある…

投稿ナビゲーション

← 弘法山・権現山で歩荷トレーニング|9.6kgを背負って鶴巻温泉〜秦野を歩く
丹沢・表尾根縦走|久しぶりの登山で分かった体力と技術の変化 →
スポンサーリンク
  • 瑞牆山周回|岩場トレーニングのつもりが、紅葉と滝まで楽しめた一日
  • 高尾山ピストン しかも1号路で…|登山装備なしの早朝散歩
  • 雨煙る丹沢大山、孤独の歩荷トレーニング|11.8kgを背負い、ガスと強風の山頂へ
  • 東丹沢の魔境・大山三峰山から丹沢大山へ|1年半ぶりの再訪で感じた成長
  • 浮橋復活!三頭山 ヌカザス尾根ピストン|奥多摩三大急登に挑む、登り方を変えた13.9km
  • 登山ギア
  • 登山知識
  • 登山記録

セブンサミッツ トレッキングポール 三ノ塔 三頭山 丹沢大山 丹沢山 乾徳山 八国見山 初心者 十二ヶ岳 塔ノ岳 大天井岳 大山三峰山 大野山 小仏城山 岩手山 川苔山 弘法山 念仏山 政次郎ノ頭 景信山 本仁田山 栗駒山 権現山 毛無山 燕岳 瑞牆山 痩せ尾根 登山靴 秣岳 節刀ヶ岳 蛭ヶ岳 行動食 通信デバイス 金山 鍋割山 鍋嵐 陣馬山 雪頭ヶ岳 頭高山 駒立山 高尾山 高度感 高所恐怖症 鬼ヶ岳

2026年11月
月 火 水 木 金 土 日
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  
« 10月    
© 2026 The Team XUONIX