丹沢大山という山は、入口の選び方によってまったく別の顔を見せる。 ケーブルカー、石段、観光客。多くの人が思い浮かべる大山のイメージは、おそらくその延長線上にあるだろう。 しかし今回は、その流れから意図的に外れた。選んだの…
カテゴリー: 登山記録
このカテゴリーは、足元に広がる山道と、呼吸に響く自然の息遣いを感じながら刻んだ 山行の軌跡 を記録する場所です。塔ノ岳や丹沢、奥多摩の険しい稜線から、静かな森や渓谷まで、歩いたルート、コースタイム、天候の移ろい、そして心に刻まれた瞬間の感覚を余すことなくまとめています。
ただの情報ではなく、体験そのものを伝える山行の証。日帰りから縦走まで、初心者も上級者も、次の登山に向けての道標として、ここで刻まれた記録を活用してください。
室根山 冬季登山レポート【折壁駅スタート・9.8km】積雪期のコースタイム・装備・アイゼン判断
2026年の登り始めは、岩手県一関市の室根山。初詣を兼ねて、JR折壁駅を起点にしたルートを歩いた。 室根山はこれまで何度も登っている山だが、冬季に訪れるのは久しぶりになる。標高は895mと低めながら、独立峰らしい展望と、…
TJT 冬【高尾山〜陣馬山往復・29km】日没との戦いと冬縦走のコースタイム・注意点まとめ
高尾山から陣馬山へ、そして再び高尾山へ戻る。通称 TJT(Takao–Jinba–Takao) と呼ばれるこの縦走路は、奥多摩・丹沢入門者には一度は名前を聞くであろう健脚向けルートだ。 今回のTJTは2回目。前回は真夏に…
矢倉岳〜金時山 縦走【26.4km・1,717m・山北駅発】低山と侮るな、9時間50分の消耗ルート全記録
低山縦走という言葉から想像される「気軽さ」は、このルートには当てはまらない。矢倉岳から金時山へ至る縦走は、距離26.4km、累積標高差は登り1,717m。数字が示す通り、しっかりと体力を要求される山行だった。 山北駅を起…
大山 北尾根【破線ルート】脚立・道迷い注意区間・コースタイム完全ガイド|大山〜ヤビツ峠
■ 序章─あの脚立を越えるために まだ暗さの残る6時半、大山ケーブルバス停に降り立つ。冬の大山は、空気が張り詰めている。コマ参道の石畳はしっとりと冷えており、静かに登山者を迎え入れた。 今回の目的はただひとつ。前回、撤退…





