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雷雨襲来?灼熱の三ノ塔周回|午後の雷雨をかわした夏の丹沢山行

Posted on 2026年7月27日2026年7月27日 by XUONIX

夏の丹沢は、暑さとの戦いに加え、午後の雷にも注意が必要な季節。

この日は午後から雷雨予報だったため、長時間の縦走は避け、午前中で下山できる三ノ塔周回を選択した。

今回の目的は、「登れるときに、少しでも登っておく」こと。

歩き慣れた丹沢でも、ルートを変えるだけで新しい発見がある。牛首から二ノ塔へ抜けるルートは今回が初めて。最後は雷に追われるような下山となったが、夏山らしい緊張感のある一日となった。


INDEX
1 コースタイム
2 午前中勝負でスタート
3 牛首から二ノ塔へ
4 久しぶりの二ノ塔・三ノ塔
5 山頂で見かけたもの
6 夏の新装備「ビオレ 冷タオル」
7 雷鳴とともに下山開始
8 夏山が教えてくれたこと

コースタイム

時刻行程
07:05大倉バス停
07:26三ノ塔尾根道入口
07:38庚申山
08:11牛首
10:02大音沢ノ頭
10:18二ノ塔
10:36三ノ塔
12:19牛首
12:4143号鉄塔
12:54三ノ塔尾根道入口
13:12大倉バス停

距離:12.0km

累積標高:1,083m

行動時間:6時間07分(歩行5時間07分・休憩1時間)

© OpenStreetMap contributors

午前中勝負でスタート

朝の大倉は比較的空いており、空を見上げても天気はまだ安定していた。

午後から雷雨になるとは思えない空模様だったが、予報を信じて早めの行動を意識する。

三ノ塔尾根へ向かう途中、少し林道へ入っただけでヒルと遭遇。

今年も丹沢はヒルが元気なようだ。立ち止まる時間が長くなると取り付かれる可能性もあるため、足早に通過した。


牛首から二ノ塔へ

牛首から二ノ塔へ向かうルートは今回初めて歩く。

途中までは舗装路が続くが、木陰が多く、車もほとんど通らないため意外なほど歩きやすい。

登山口は少し分かりづらく、気を付けていないと通り過ぎてしまいそうだった。

登山道へ入ると、一転して急登が始まる。

短い距離で一気に標高を上げるため、この日の暑さもあって想像以上に汗をかいた。

歩き慣れた丹沢でも、まだ知らない道がある。

そんな当たり前のことが、少し嬉しかった。


久しぶりの二ノ塔・三ノ塔

二ノ塔へ到着すると、多くの登山者がベンチで休憩していた。

本や新聞を広げ、景色を眺めながらゆっくり過ごしている人もいて、思い思いの時間を楽しんでいる様子だった。

二ノ塔から三ノ塔までは本当に近い。

久しぶりに歩いたこともあり、「こんなに近かっただろうか」と感じるほど、あっという間に山頂へ到着した。

しかし期待していた景色はなく、山頂はガスに包まれて真っ白。

この日は展望よりも、「無事に下山できるか」が気になる天気だった。


山頂で見かけたもの

休憩所には、自由に持ち帰れるように置かれたカロナールがあった。

善意によるものだとは思うが、医薬品は保管状態や使用期限が分からない。山では体調が悪くなることもあるが、こうした薬を安易に使用するのは避けた方がいいだろう。

また、「50代以上の山岳遭難多発」というポスターも掲示されていた。

自分も年齢的には決して他人事ではない。

登山経験を重ねても、安全への意識だけは慣れないようにしたいと改めて感じた。


夏の新装備「ビオレ 冷タオル」

今回から暑さ対策として、ビオレ 冷タオルを使ってみた。

夏の低山では熱中症対策が重要になるため、以前から気になっていたアイテムだ。

実際に使ってみると、夏場の丹沢では持っていて損はない装備だと感じた。今後は夏山の定番装備になりそうだ。

使用方法を確認すると、首に掛けて使用することを前提とした製品で、「首や身体には結んで使用しないでください」と注意書きがある。普段何気なく使ってしまいそうな部分だけに、一度説明書へ目を通しておくことをおすすめしたい。


雷鳴とともに下山開始

三ノ塔を出発してしばらくすると、遠くから雷鳴が聞こえ始めた。

空も徐々に暗くなり、予報どおりの展開だ。

山頂へ長居しなかった判断は正しかった。

牛首を過ぎる頃には雷鳴がさらに近づき、43号鉄塔付近では「できるだけ早くここを抜けたい」という気持ちで足を進める。

雷が鳴っている状況で鉄塔付近を歩くのは、あまり気分の良いものではない。

幸い、大倉へ近づいて車道へ出たタイミングで本格的な雨となった。

今回はレインウェアを着るほどではなく傘で対応できたが、あと15〜20分遅れていたら、ずぶ濡れになっていたかもしれない。


夏山が教えてくれたこと

三ノ塔は何度も歩いている山だが、牛首から二ノ塔へ抜けるルートは新鮮だった。

歩き慣れた丹沢でも、ルートを変えるだけで新しい景色や発見がある。そうした楽しみ方ができるのも、このエリアの魅力だ。

一方で、この日の主役は天気だった。

午後からの雷雨予報を踏まえて行動時間を短くしたことが、結果的に安全な下山につながった。

夏の丹沢では、暑さだけでなく雷も大きなリスクとなる。

「山頂に立つこと」ではなく、「安全に下山すること」を最優先に計画を立てる。

そんな当たり前のことを、改めて実感した山行だった。

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