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丹沢大山【男坂ルート】1日2回ピストンの所要時間・体力目安・正直レビュー

Posted on 2025年11月27日2026年5月18日 by XUONIX

曇り空は、朝のうちはまだ身体が重かった。
05月11日、7時。伊勢原の街は静かで、空気に湿り気がある。
今日はただ大山に登るだけではない。
「同じ山を二度登る」という、少し奇妙で、しかし自分の体力を確かめたくなるような計画を立てていた。


INDEX
1 コースタイム
1.1 ◆ 1回目(7:00〜11:15)
1.2 ◆ 2回目(11:20〜15:49)
1.3 一度目の登り — いつも通りの道が、いつも通りではない
1.4 二度目の登り — 精神が削れる区間
1.5 下山 — 平常へ戻るまでの時間
1.6 まとめ

コースタイム

◆ 1回目(7:00〜11:15)

時刻場所
07:00大山ケーブルバス停
07:05西の茶屋
07:10大山ケーブル駅
07:44阿夫利神社下社
08:2016丁目
08:30–08:31富士見台
08:35–08:36天狗沢展望台
08:4425丁目
09:01–09:12大山山頂(1回目)
10:19–10:20阿夫利神社下社
10:51–10:52大山ケーブル駅
11:02西の茶屋
11:15大山ケーブルバス停

◆ 2回目(11:20〜15:49)

時刻場所
11:20–11:21伊勢原市営大山第2駐車場
11:26西の茶屋
12:07–12:16大山ケーブル駅
12:53阿夫利神社下社
13:03–13:04富士見台
13:08–13:09天狗沢展望台
13:1825丁目
13:30–13:44大山山頂(2回目)
14:20–14:2516丁目
15:35–15:38阿夫利神社下社
15:43–15:44大山ケーブル駅
15:48–15:49伊勢原市営大山第2駐車場(ゴール)

一度目の登り — いつも通りの道が、いつも通りではない

大山ケーブルバス停を出て、男坂へ向かう。
序盤の石段がすでに脚を削りはじめるが、歩幅は自然と一定に落ち着いた。

・16丁目
・富士見台
・天狗沢展望台
・25丁目

石段と登りの連続は容赦ない。
それでも、阿夫利神社下社までは体が軽かった。
山の湿気が肺に入る感覚は、まだ朝のうちだからか心地よい。

9時12分。
最初の山頂に着いた。
曇っているが、丹沢の尾根がぼんやりと見える。
達成感はある。だが、ここでは終わらない。

一度下りに入り、また石段が目の前に迫ってくる。
「もう一度か…」
そう思っても足を止める理由にはならなかった。


二度目の登り — 精神が削れる区間

昼に差しかかる頃、再び同じルートへ足を向けた。
見慣れた16丁目の道標。
見覚えのある石段。
そして、朝に撮った場所に再び立っているという事実。

知らない道ならまだしも、「知っている苦しさ」が待っていると分かっている。
体力よりも精神が削られていく。

汗は午前より重く、足は確実に鈍っている。
けれど、歩くスピードはさほど落ちていなかった。
GPS のログでは 0.7~0.8 倍。標準より速め。
無心で歩くと、逆にペースが安定するものだ。

13時55分。
二度目の山頂。
周囲のハイカーの会話が耳に入るが、頭は静かだった。

「二度登った」という事実だけが、淡々と胸の奥に沈んでいく。


下山 — 平常へ戻るまでの時間

男坂の石段を下りきると、大山ケーブルバス停の空気が戻ってきた。
登山者のざわめきと、日常の温度が混ざる場所。
朝と比べると、街の空気はあたたかい。

15時49分。ゴール。
帰り際、遭難対応のような光景が見えた。
山では当たり前のリスクが、日常との差を思い知らせてくれる。


まとめ

大山に、同じ日に二度登った。
それだけのことだが、体力よりも精神が試される山行だった。
知らない道を歩くより、知っている道をもう一度歩く方がつらい。
それでも、足は前に出る。

山は努力を褒めてくれないが、歩いた分だけ景色が変わる。
今日もそれを確かめに行っただけのことだ。

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