登山のスタート地点は 笹子駅。
中央本線の小さな駅で、
週末でも登山者はそれほど多くない。

駅を出てしばらく歩くと登山道に入る。
序盤は樹林帯の登りが続き、展望は少ない。

やがて
- 庭洞丸
- 角研山
といった小さなピークを越えながら、
尾根をゆっくりと登っていく。

この日は標高1000m付近から雪が残っていた。
雪・土・落ち葉が混ざった状態で、
場所によっては少し歩きにくい。
岩の山頂
山頂直下からは雰囲気が変わる。
木々の間に岩が増え、
登山道は少しワイルドになる。

そして岩の上に出ると、そこが山頂だ。
本社ヶ丸 山頂。

足元は岩。
そして視界は一気に開ける。
南側には 富士山。
西側には 南アルプス。


中央線沿線の山とは思えないほど、
広い展望が広がっていた。
山頂は狭く、長居はできない。
だが、それがこの山の魅力でもある。
清八峠への縦走
山頂から 清八峠 へ向かう。
この区間には崩落地や痩せ尾根があり、
今回のルートの中で最も緊張する場所だ。

場所によっては尾根が細く、
両側が大きく切れ落ちている。
特に 女坂峠付近の下り は要注意。
写真では分かりづらいが、
実際に立つとかなりの高度感がある。

落ちたら止まらない。
そんな雰囲気の場所だった。
後半は静かな尾根
女坂峠を越えると、山の雰囲気は変わる。
それまでの岩稜とは違い、
穏やかな尾根歩きになる。
大沢山 を越えるころには、
まるで里山のような静かな道になる。

鉄塔の巡視路を通り、
最後は林道と車道を歩く。

30分ほどの車道歩きのあと、
再び笹子駅へ戻る。

長い周回ルートだったが、
変化の多い楽しい山行だった。

コースタイム
| 時刻 | ポイント |
|---|---|
| 07:10 | 笹子駅 出発 |
| 08:02 | 庭洞丸 |
| 09:12 | 角研山 |
| 10:03 | 新道分岐 |
| 10:20 | 石切山 |
| 10:48 | からかさ岩分岐 |
| 11:32 | 本社ヶ丸 |
| 11:39 | 清八峠 |
| 12:03 | 清八山 |
| 12:13 | 八丁山 |
| 13:07 | ガレ地点 |
| 13:29 | 刈置山 |
| 13:43 | 女坂峠 |
| 14:42 | 大沢山 |
| 15:47 | 笹子駅 |
距離:15.3km
累積標高:約1377m
行動時間:約8時間30分
感想
本社ヶ丸 は、
中央線沿線の山の中でも バランスの良い山 だと思う。
- 展望の良い岩の山頂
- 崩落地と痩せ尾根
- 静かな尾根歩き
それらがコンパクトに詰まっている。
標高こそ高くないが、
山の要素がしっかりとある。
派手ではない。
しかし、歩いてみると印象に残る山だった。
中央線沿線で
少しだけスリルのある山歩きをしたいなら、
この山はとても良い選択だと思う。





