日程:2025年6月21日
天候:晴
距離 / 累積標高差:29.8km / 登り1,725m・下り1,718m
総所要時間:11時間2分(休憩含む)

TJTとは
TJTとは、「高尾山を出発し陣馬山まで行き、再び高尾山に戻る往復登山」 を指す言葉だ。距離にして約30km、累積標高差1,700m超、アップダウンが延々と続くこのルートは、登山者にとって体力と精神力の両方を試す長距離山行となる。
TJTの魅力は、長距離歩行による脚力強化、体力配分の戦略、自然景観を楽しむ余裕など、多面的な登山体験が得られることにある。今回の山行では、巻き道禁止を自らに課し、往復すべてのアップダウンを踏破する挑戦を行った。
高尾山口駅〜景信山:序盤のウォームアップ
6:29、高尾山口駅をスタート。二軒茶屋登山口、琵琶滝、硯岩、大山橋を経て高尾山に到着する。序盤は標高差が少なく、体を慣らすウォームアップ区間だ。7:32、高尾山で短い休憩を取り、水分補給と軽食で体を整える。
| 時間 | 場所 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 6:29 | 高尾山口駅 | 出発 |
| 6:33 | 高尾山・清滝駅 | 4分 |
| 6:40 | 二軒茶屋登山口 | 7分 |
| 6:46 | 琵琶滝 | 6分 |
| 7:00 | 硯岩 | 14分 |
| 7:04 | 大山橋 | 4分 |
| 7:12 | 稲荷山コース分岐 | 8分 |
| 7:32 | 高尾山 | 15分休憩 |
| 7:48 | 逆沢作業道口(上部) | 11分 |
| 8:05 | 大垂水峠分岐 | 6分 |
| 8:22 | 一丁平 | 8分 |
| 8:35 | 一丁平展望台 | 13分休憩 |
| 8:46 | 小仏城山 | 12分 |
| 9:02 | 浅間台 | 4分 |
| 9:16 | 小仏峠 | 13分 |
| 9:22 | ヤゴ沢ノ頭 | 6分 |
| 9:52 | 景信山 | 24分休憩 |
景信山からは、木々の間に薄く富士山が見え、序盤の疲労を癒す絶景ポイントとなる。


景信山〜陣馬山:本番区間
景信山を出発すると、堂所山、赤岩山、明王峠、萩の丸、奈良子峠、七ツ窪ノ頭、富士小屋山を経て陣馬山へ向かう。堂所山直下の急登では脚に負荷がかかり、呼吸も乱れる。暑さも重なり、短い休憩を挟みながら体力を維持する。
11:53、陣馬山到着。標高差のある登りを踏破した達成感とともに、往復を見据えて休憩を長めに取る。TJTでは、復路へのエネルギー管理が非常に重要だ。
| 時間 | 場所 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 10:39 | 新多摩線72号鉄塔 | 22分 |
| 10:43 | 堂所山東巻き道分岐 | 4分 |
| 10:52 | 堂所山中央分岐 | 8分 |
| 11:00 | 赤岩山 | 10分 |
| 11:17 | 明王峠 | 3分 |
| 11:24 | 萩の丸 | 4分 |
| 11:31 | 奈良子峠 | 6分 |
| 11:36 | 七ツ窪ノ頭 | 5分 |
| 11:43 | 富士小屋山 | 8分 |
| 11:53 | 陣馬山 | 31分休憩 |


復路:陣馬山〜高尾山
復路は陣馬山から高尾山まで、同じルートを戻る。疲労した脚と体力の消耗を管理しながら歩くことが、TJTの核心だ。小仏城山や景信山を通過するたびに疲労が蓄積するが、木陰や涼しい風で呼吸を整え、ペースを維持する。
| 時間 | 場所 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 12:38 | 南郷山 | 9分 |
| 12:53 | 七ツ窪ノ頭 | 6分 |
| 12:57 | 奈良子峠 | 4分 |
| 13:05 | 萩の丸 | 8分 |
| 13:13 | 明王峠 | 7分 |
| 13:22 | 底沢峠 | 9分 |
| 13:36 | 堂所山中央分岐 | 0分 |
| 13:41 | 堂所山 | 5分 |
| 14:01 | 堂所山東巻き道分岐 | 20分 |
| 14:24 | 新多摩線72号鉄塔 | 23分 |
| 14:48 | 景信山 | 5分 |
| 15:11 | ヤゴ沢ノ頭 | 17分 |
| 15:14 | 小仏峠 | 3分 |
| 15:30 | 浅間台 | 16分 |
| 15:46 | 城山 | 2分 |
| 16:02 | 一丁平展望台 | 12分 |
| 16:10 | 一丁平 | 8分 |
| 16:22 | 大垂水峠分岐 | 12分 |
| 16:37 | もみじ台 | 15分 |
| 16:51 | 高尾山 | 12分 |
| 17:38 | 高尾山口駅 | ゴール |
下山完了は17:34。長距離往復の達成感と共に、ビールが最高のご褒美となった。

振り返り:TJTの魅力と注意点
- 距離: 29.8km
- 累積標高差: 登り1,725m / 下り1,718m
- 総時間: 11時間2分
- ポイント: 往復でのアップダウンを踏破、休憩と水分補給を計画的に
- 注意点: 粘土質の滑りやすい路面、水分補給必須
高尾山〜陣馬山〜高尾山の往復は、TJTとして距離・標高差・精神力を同時に試す登山。体力に自信のある登山者向けだが、計画性と休憩管理を意識すれば、初めてでも十分踏破可能な充実の山行となる。
