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弘法山・権現山で歩荷トレーニング|9.6kgを背負って鶴巻温泉〜秦野を歩く

Posted on 2026年6月20日2026年6月20日 by XUONIX

梅雨らしい空模様が続いている。

週末も雨予報が並び、思うように山へ入れない日々が続いているが、だからといって何もしなければ体力も感覚も少しずつ失われていく。

今回は仕事を終えたあと、短時間ながら山へ向かうことにした。

目的地は秦野市の弘法山・権現山。

標高は低く、一般的にはハイキングコースとして知られているが、今回の目的は歩荷トレーニングである。ザックには9.6kgの荷物を詰め込み、鶴巻温泉駅から秦野駅までを歩いた。


INDEX
1 山行データ
2 コースタイム
3 仕事終わりの鶴巻温泉駅
4 久しぶりの弘法山
5 歩荷トレーニングの課題
6 権現山から浅間山へ
7 ヤマビルは見当たらず
8 登れる日に登る

山行データ

項目内容
山域弘法山・権現山
日程2026年6月19日
天候曇り
距離7.0km
累積標高346m
行動時間2時間09分
装備重量9.6kg
アクセス電車

コースタイム

時刻ポイント
16:53鶴巻温泉駅
17:15吾妻山
17:23矢倉沢道方面分岐
17:45善波峠
18:02弘法山
18:07めん羊の里
18:15権現山
18:26浅間山
18:39弘法山公園入口
19:02秦野駅
© OpenStreetMap contributors

仕事終わりの鶴巻温泉駅

夕方の鶴巻温泉駅に降り立つ。

平日ということもあり、駅周辺は静かだった。

これから山へ向かう人の姿はほとんど見当たらない。

ザックを背負い直し、歩き始める。

弘法山周辺はこれまで何度も歩いているが、このルートを最後に歩いたのはかなり前になる。道の記憶は曖昧で、ところどころ初めて歩くような感覚すらあった。

吾妻山へ向かう登りは短いながらも意外に急である。

仕事終わりの身体には十分な刺激となり、すぐに汗が噴き出した。


久しぶりの弘法山

善波峠を越え、弘法山へ向かう。

途中、遠くに母校の姿が見えた。

山から街を見下ろしていると、不思議と過去の記憶が蘇ることがある。毎日のように通っていた場所も、少し距離を置いて眺めるとまったく違う景色に見える。

弘法山へ到着してから、ひとつの失敗に気付いた。

本来立ち寄る予定だった念仏山を通過してしまっていたのである。

考え事をしながら歩いていたせいか、分岐を見落としていたらしい。

登山ではルートミスは避けるべきものだが、こうした低山では時として余計なことを考えながら歩く時間も悪くない。

今回の目的は歩荷トレーニングであり、山頂の数を増やすことではない。

そう自分に言い聞かせ、そのまま権現山へ向かった。


歩荷トレーニングの課題

今回の荷物は9.6kg。

重量としては決して重すぎるわけではない。

しかし歩き続けるうちに、肩への負担が気になり始めた。

荷重分散が上手くできていない感覚がある。

本来であれば腰で支えるべき重量が肩へ逃げているのかもしれない。

歩荷トレーニングというと、どうしても重量や距離に目が向きがちだ。

しかし実際には、背負い方や装備の調整も同じくらい重要である。

長時間行動する山では、小さな違和感が後半になって大きな疲労へ変わる。

今回の肩の痛みも、今後の課題として向き合う必要がありそうだ。


権現山から浅間山へ

弘法山から権現山までの道は穏やかである。

この辺りまで来ると、もはや登山というより夕暮れの散歩に近い。

権現山へ到着した頃には、湿度の高さもあって全身が汗で濡れていた。

標高が低いから楽とは限らない。

むしろ風が通らない里山の方が、真夏に近い蒸し暑さを感じることもある。

その後は浅間山へ。

実は浅間山から秦野側へ下るルートを歩くのは今回が初めてだった。

歩き慣れたエリアでも、新しいルートを選ぶだけで新鮮な発見がある。

山の魅力は標高の高さだけではない。

何度も訪れた場所であっても、違う季節や違う時間帯に歩けば別の表情を見せてくれる。


ヤマビルは見当たらず

この時期の丹沢周辺で気になる存在といえばヤマビルである。

10年ほど前の山行記録を見ると、この周辺でも被害報告は少なくなかった。

そのため多少の警戒はしていたが、今回は最後まで一匹も確認できなかった。

もちろん「いない」とは言えない。

ただ、少なくとも今回歩いた範囲ではその気配を感じることはなかった。


登れる日に登る

行動時間はわずか2時間ほど。

数字だけを見れば、特別な山行ではないかもしれない。

しかし、仕事を終えてから山へ向かい、荷物を背負い、自分の状態を確認する。

その積み重ねは決して無駄にはならない。

北アルプスでも丹沢でも、長い縦走でも短い里山でも、結局は日々の積み重ねがものを言う。

山はいつでもそこにある。

だからこそ、天気や時間が許すのであれば、少しでも山へ足を運びたい。

梅雨空の下、そんな当たり前のことを改めて実感した夕暮れの山行だった。

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