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TJT 冬【高尾山〜陣馬山往復・29km】日没との戦いと冬縦走のコースタイム・注意点まとめ

Posted on 2025年12月21日2026年5月19日 by XUONIX

高尾山から陣馬山へ、そして再び高尾山へ戻る。
通称 TJT(Takao–Jinba–Takao) と呼ばれるこの縦走路は、奥多摩・丹沢入門者には一度は名前を聞くであろう健脚向けルートだ。

今回のTJTは2回目。
前回は真夏に歩き、「もう二度とやらない」と心に誓ったはずだった。しかし季節が変われば山の表情も変わる。冬ならいけるのでは――そんな軽い気持ちが、再挑戦のきっかけだった。


INDEX
1 コース概要と全体像
2 コースタイム概要(抜粋)
3 各山・ポイントの見どころ
3.1 ■ 高尾山(599m)
3.2 ■ 小仏城山(670m)
3.3 ■ 景信山(727m)
3.4 ■ 堂所山(733m)
3.5 ■ 明王峠
3.6 ■ 陣馬山(857m)
4 冬TJTの難しさと魅力
5 まとめ|「もう二度とやらない」は信用しない

コース概要と全体像

  • スタート/ゴール:高尾山口駅
  • 最高地点:陣馬山(857m)
  • 体力度:★★★★★(長距離・累積標高ともにハード)
  • 技術難易度:低(危険箇所なし、初心者可)

技術的な難所はほぼないが、とにかく長い。
エスケープルートやバス路線が多く、途中撤退しやすいのは救いだが、最後まで歩き切るには確実な体力が必要になる。


コースタイム概要(抜粋)

区間時刻
高尾山口駅 発6:18
高尾山7:29
小仏城山8:12
景信山9:00
堂所山9:49
明王峠10:14
陣馬山10:56
陣馬山 発11:32
景信山(復路)13:10
高尾山(復路)14:59
高尾山口駅 着15:53

冬の短い日照時間を強く意識した、かなり速めの行動となった。

© OpenStreetMap contributors

各山・ポイントの見どころ

■ 高尾山(599m)

まだ暗い時間帯に稲荷山コースから入山。
初めて歩いた稲荷山コースは、静かで雰囲気が良く、朝焼けが美しかった。山頂直下の急登は相変わらずきついが、ここを越えるとTJTのスイッチが入る。

■ 小仏城山(670m)

一丁平を越えて城山へ。
冬でも茶屋は健在で、縦走路らしい賑わいが戻ってくる。ここまで来ると、ようやく身体が温まってくる感覚があった。

■ 景信山(727m)

展望の良い人気の山。
南巻き道との分岐も多く、エスケープの選択肢が豊富。往路では順調だったが、復路で再び立ち寄ることを思うと、ここから先が本当の勝負だと感じる。

■ 堂所山(733m)

堂所山直下にはしっかりとした急登がある。
距離が積み重なった状態での登り返しは地味に効く。山頂は静かで、通過点的な存在ながらTJTでは印象に残る山の一つ。

■ 明王峠

いつも通り賑やかな峠。
ベンチも多く、休憩地点として最適。ここを越えれば陣馬山は目前だが、油断すると一気に脚が止まる。

■ 陣馬山(857m)

白馬のモニュメントでおなじみの陣馬山。
到着は10時56分。ここでコーヒーをいただき、しっかり休憩。
往路の達成感と同時に、「ここから同じ道を戻る」という現実がのしかかる。


冬TJTの難しさと魅力

夏のTJTは暑さとの戦いで、文字通り“地獄”だった。
一方、冬は気温が低く歩きやすい反面、日没時間との戦いになる。

今回は終始スピードを意識し、結果的に明るいうちに下山できたが、少しでもペースが落ちればヘッドライト行動は避けられないだろう。

それでも、

  • 技術的に易しい
  • 危険箇所が少ない
  • 茶屋が多く補給に困らない

という点で、長距離縦走の練習には非常に優れたルートだと改めて感じた。


まとめ|「もう二度とやらない」は信用しない

「もう二度とやらない」
そう思っていたTJTを、結局また歩いてしまった。

苦しいのは間違いない。
だが、29kmを歩き切ったときの達成感は、やはり特別だ。

冬のTJTは、体力・判断力・時間管理、すべてが試される。
それでも挑戦しやすく、学びの多いルートであることは間違いない。

次は……しばらく間を空けたい。
そう思いながらも、また季節が変われば歩いている気がする。

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