今回の目的は二つ。
ひとつは、奥多摩三大急登のヌカザス尾根を踏破すること。
もうひとつは、登り方を変えてみること。
一昨日の蛭トンは、まさかの敗退。
原因を振り返ると、体力任せに登り、シャリバテになった可能性がある。
今回は休憩、行動食、心拍数を意識する。
体力だけで押し切る登山から、頭を使う登山へ。
そして、以前から気になっていたヌカザス尾根。麦山浮橋が通行できず、挑戦できずにいたルートだ。
その浮橋が復活。
ようやく歩く機会がやってきた。
■ 山行概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日程 | 2026年10月12日(月) |
| エリア | 東京都・山梨県 |
| コース | 小河内神社 → 麦山浮橋 → ヌカザス尾根 → 三頭山 → ピストン |
| 距離 | 13.9km |
| 累積標高 | +1,340m / -1,344m |
| 行動時間 | 5時間45分 |
| 休憩 | 42分 |
| 合計時間 | 6時間27分 |
| 天候 | 晴れ |
■ コースタイム
| 時刻 | ポイント |
|---|---|
| 08:58 | 小河内神社・麦山浮橋バス停 |
| 09:02 | 麦山浮橋 |
| 09:19 | 三頭山登山口 |
| 10:15 | イヨ山 |
| 11:07 | ヌカザス山 |
| 11:38 | ツネ泣峠 |
| 11:54 | 入小沢ノ峰 |
| 12:17 | 三頭山西峰 |
| 12:24 | 三頭山中央峰 |
| 12:26 | 三頭山東峰 |
| 12:47 | 東峰展望台 |
| 13:00 | 下山開始 |
| 13:49 | ヌカザス山 |
| 14:32 | イヨ山 |
| 15:06 | 登山口 |
| 15:22 | 麦山浮橋 |
| 15:27 | 小河内神社バス停 |
■ 麦山浮橋からスタート
8時58分、小河内神社バス停を出発。

まずは麦山浮橋へ。
湖面に浮かぶ橋を歩く。
これは気持ちいい。

以前は通行できず、ヌカザス尾根への挑戦を見送っていた。ようやく歩けるようになったのは嬉しい。
浮橋を渡り、舗装路を歩いて登山口へ。
登山口までは約20分。
ここからが本番だ。

■ ヌカザス尾根、思ったほどではない?
登山口から入ると、いきなり急登。
ただし、これはすぐに終わる。
9時19分、登山開始。
10時15分、イヨ山に到着した。

ここまで、急登と呼べるような急登はほとんどない。
少し拍子抜けする。
もちろん、まだ先がある。
ヌカザス山へ向かうと、しっかり急登が現れた。

11時07分、ヌカザス山に到着。

眺望はない。
さらに進み、ツネ泣峠を通過。入小沢ノ峰付近では、少々いやらしい急登が待っていた。
それでも、今回の体感では、ヌカザス尾根は想像していたほど厳しくなかった。
ただ、登山者は少ない。
三頭山へ向かうルートとしては、都民の森から登る人が多いのだろう。
静かな尾根を淡々と進む。
■ 三頭山、そして東峰展望台
12時17分、三頭山西峰に到着。

山頂付近は、ちょっとした公園のような雰囲気。
登山者も多い。

ヌカザス尾根の静けさとは対照的だ。
西峰は眺望がほとんどない。
続いて中央峰、東峰へ。


三頭山のピークをひと通り確認した。
気温は16℃ほど。

歩くにはちょうどいい。
そして、東峰展望台へ。
ここからは眺望が得られる。

山頂の賑わいが嘘のように、人の気配がない。
休憩するには良い場所だと思う。
ただし、土台は少々不安定。足場が揺れるため、注意が必要だ。
12時47分、休憩を終える。
下山開始。
■ 下山、そして苦手な樹林帯
下りは来た道を戻る。
ルートが不明瞭な箇所もあり、気を抜けない。

特にヌカザス山付近の下りは少々怖い。
登りではそれほど気にならなかった斜面も、下りになると印象が変わる。
慎重に進む。
14時32分、イヨ山に帰還。
ここから登山口までは、もうひと踏ん張り。
ただ、夕方の植林された樹林帯は苦手だ。

景色に変化が乏しい。
精神的にも、あまり好きではない区間。
それでも歩くしかない。
15時06分、登山口に到着。

舗装路を進み、再び麦山浮橋へ。
15時22分、浮橋に到着。

あとはバス停まで。
15時27分、小河内神社バス停に帰還した。

無事、ヌカザス尾根ピストン完了。
■ 頭を使った登り方
今回、もうひとつ検証したかったことがある。
登り方を変えたら、山行は楽になるのか。
一昨日の蛭トン敗退。
体力任せに登った結果、シャリバテになった可能性が高いと考えた。
そこで今回は、次の3点を意識した。
- 1時間おきに休憩する
- 強制的に行動食を摂る
- 心拍数を上げない
やったことは、それだけ。
しかし、体感としては明らかに楽だった。
もちろん、プラセボ効果かもしれない。
今回の一度だけで効果を断定することはできないが、少なくとも、無理にペースを上げず、計画的に休憩と補給を行う方法は自分に合っているように感じた。
これまでは、体力があるうちはそのまま登ることが多かった。
だが、長い山行ではそれだけでは足りない。
体力を使い切るのではなく、最後まで動けるように配分する。
当たり前の話だが、実践できていたかと言われると怪しい。
今回の結果を見る限り、改善の余地はありそうだ。
今後も継続して検証したい。
■ 総評
ヌカザス尾根を踏破。
距離13.9km、累積標高差1,340m。
急登はあるものの、今回の体感では、そこまで厳しいルートという印象ではなかった。
ただし、下山時には注意が必要な箇所もある。特にヌカザス山付近の急な下りは、慎重に通過したい。
そして、今回の本題は登り方の改善。
休憩、行動食、心拍数。
この3点を意識しただけで、体感は変わった。
まだ一度の検証にすぎない。
それでも、体力任せに登るよりは、効率の良い方法を探ったほうがいい。
蛭トン敗退からのヌカザス尾根。
山頂を踏むことだけでなく、登り方そのものを見直す機会になった。
次の山行でも試してみよう。






