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冬の大菩薩嶺 – 丸川峠を越えて

Posted on 2026年1月25日 by XUONIX

標高2,000mを超えながら、公共交通機関でのアクセスが容易な山として知られる大菩薩嶺(2,057m)。
日本百名山の一座でありながら、登山道の整備状況が良く、四季を通じて多くの登山者が訪れる山域である。

今回は、裂石登山口を起点に丸川峠を経由し、大菩薩嶺・大菩薩峠を巡る周回ルートを、1月の冬期に日帰りで歩いた記録をまとめる。


INDEX
1 大菩薩嶺とはどんな山か
2 今回歩いたルートの概要
3 登山当日のコンディション
4 コースの特徴と所感
4.1 裂石登山口〜丸川峠
4.2 丸川峠〜大菩薩嶺
4.3 雷岩〜大菩薩峠
4.4 上日川峠〜下山
5 コースタイム(実測)
6 まとめ

大菩薩嶺とはどんな山か

大菩薩嶺は山梨県甲州市に位置し、奥秩父山塊の一角をなす山である。
山頂自体は樹林に覆われており眺望はないが、少し下った雷岩周辺からの稜線展望は非常に優れている。

  • 富士山
  • 南アルプス
  • 奥秩父の山々

といった広大な景色を一望できる点が、この山の最大の魅力だろう。

一方で、登山道の多くは緩やかで、車道や林道と交差する箇所も多い。
そのため「初心者向けの百名山」と評されることもあるが、ルート選択次第では十分に体力を要求される山でもある。


今回歩いたルートの概要

今回のルートは以下の周回構成。

  • 裂石登山口
  • 丸川峠
  • 大菩薩嶺
  • 雷岩
  • 大菩薩峠
  • 上日川峠
  • 裂石登山口へ下山

距離16.4km、累積標高差約1,300mと、日帰りとしてはやや長め。
特に前半の丸川峠までの区間は、樹林帯の急登が長く続くため、体力的な負荷は小さくない。


登山当日のコンディション

  • 日付:2026年1月24日
  • 天候:曇りのち晴れ
  • 気温:稜線付近は寒波と強風で体感温度はかなり低い

危険箇所は特にないものの、

  • 稜線の強風
  • 車道区間の凍結

といった冬季特有のリスクは確認できた。


コースの特徴と所感

裂石登山口〜丸川峠

しばらくは車道歩きが続き、その後、樹林帯の登山道へ。
勾配は強くないものの、淡々とした登りが長時間続くため、精神的にも消耗しやすい区間である。

丸川峠〜大菩薩嶺

丸川峠を過ぎると景色が一変し、開放感のある登山道になる。
ただし、ここから再び標高を稼ぐため、後半に向けての体力配分が重要。

大菩薩嶺山頂は眺望がなく、特に長居する必要はないだろう。

雷岩〜大菩薩峠

雷岩からの稜線歩きは、この山行のハイライト。
風は強いものの、展望は素晴らしく、大菩薩嶺が人気の理由を実感できる区間である。

上日川峠〜下山

大菩薩峠以降は車道歩きが中心となり、体力的な負荷は一気に下がる。
凍結箇所には注意が必要だが、初心者でも安心して歩ける区間といえる。


コースタイム(実測)

区間時刻所要時間
裂石登山口 出発8:20—
丸川峠9:541時間34分
大菩薩嶺11:141時間20分
雷岩11:2713分
大菩薩峠12:0538分
上日川峠12:5146分
裂石登山口 着14:131時間22分
行動時間合計約6時間09分
© OpenStreetMap contributors

まとめ

大菩薩嶺は「初心者向け」と語られることが多いが、
丸川峠を経由する周回ルートは決して楽ではない。

  • 前半:体力勝負の長い登り
  • 後半:開放的な稜線と整備された下山路

という構成で、登山の基本要素がバランスよく詰まっている。

冬季であっても技術的な難易度は低く、
体力と防寒対策が整っていれば、日帰りで十分に楽しめる百名山である。

「景色が良く、歩きごたえもある山を日帰りで」
そう考えている人にとって、大菩薩嶺は今なお有力な選択肢だと感じた。

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