西丹沢の代表的なポイントを一日でまとめて踏める周回ルート。
ツツジ新道の急登、石棚山稜の長い鎖場、犬越路までの岩稜、沢沿いの渡渉区間。
難所が多く、変化が途切れない行程となった。
■ コース概要
- 距離:13.1km
- 登り:1,292m / 下り:1,314m
- 所要時間:6:59(休憩含む)
- 天候:曇 時々晴
ガスが濃く、稜線の雰囲気は幻想的だった。
岩と鎖が濡れており、体力より集中力を消耗するコンディション。
■ アクセス情報
西丹沢は公共交通機関でのアクセスが不便。
最寄りの西丹沢ビジターセンターまでは、松田駅からバスと徒歩を組み合わせて約1時間かかる。
早めの出発と時刻表の確認が必須で、天候やバス運行状況にも注意が必要。
■ コースタイム
| 時間 | 場所 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 8:31 | 西丹沢ビジターセンター | – |
| 8:42 | ツツジ新道入口 | 11分 |
| 9:23 | ゴーラ沢出合 | 41分 |
| 10:13 | 展望台 | 50分 |
| 11:23 | 檜洞丸 | 70分 |
| 11:37 | 青ヶ岳山荘 | 14分 |
| 12:23 | 熊笹ノ峰 | 46分 |
| 13:11 | 大笄 | 48分 |
| 14:03 | 犬越路 | 52分 |
| 15:12 | 用木沢出合 | 69分 |
| 15:32 | 西丹沢ビジターセンター(ゴール) | 20分 |

■ 前半:ツツジ新道〜檜洞丸
序盤から小さな渡渉が数回続く。水量は控えめだが、滑りやすい岩が多かった。
ツツジ新道は急登が続き、展望台はガスで視界がほぼゼロ。
稜線に出ると霧が濃く、檜洞丸特有の静けさが広がった。



青ヶ岳山荘はガスに包まれ、存在感が際立っていた。

■ 中盤:石棚山稜〜大笄・小笄
檜洞丸から石棚山稜に入ると、鎖場とハシゴが連続する。
技術的には難度が高くないが、距離が長く集中力が削られる。
濡れた岩と鎖が続き、足場を選びながら慎重に進む。
霧の稜線は景色こそ見えないが、独特の雰囲気を持つ。



■ 終盤:犬越路〜用木沢出合

犬越路へ着くと、緊張が解ける。
ここから先は沢沿いの歩きが中心で、渡渉が複数回発生する。
午後の沢は静かで、落ち着いた時間が流れる。



■ まとめ
渡渉、鎖場、岩稜、ハシゴと、多様な要素が一日で味わえる。
難所そのものは極端ではないが、距離と集中力の消耗がルートの本質。
公共交通でのアクセスが悪く、西丹沢ビジターセンターまで1時間ほどかかることを考慮すると、計画的な出発が必要だ。
今回の縦走を終えて、次は檜洞丸からさらに蛭ヶ岳まで縦走してみたいという思いが強くなった。
西丹沢の核心を一日で味わうには十分だが、蛭ヶ岳まで伸ばすことでさらに充実した縦走体験になると感じた。




