― 毎週の登山を支える“入山符”。金銭的負荷を断つための施策 ―
丹沢へ通い続ける者は知っている。
稜線に立つ前に、まず静かに積み重なっていくものがある。
交通費だ。
毎週のように往復すれば、
電車、バス、ケーブルカー……
その一つひとつが、登山者の継続力を削ってくる。
その負荷を最初から断ち落とすのが、
丹沢・大山フリーパス。
■ パスの種類 ― 山者の特性で選ぶ
フリーパスは2種類存在する。
- Aキップ
- 大山ケーブルカー往復付き
- 山行のルートや交通をあらかじめ整えたい者向け
- 初めて大山や阿夫利神社方面へ行く者、または移動の雑念を排したい者に最適
- Bキップ
- ケーブルカーなし
- 小田急線往復+現地バス乗り降り自由
- ルートや時間を自力で組める登山者向け
- 大山だけでなく、塔ノ岳や三ノ塔、ヤビツ峠など、自由度の高いルートを歩く者に最適
どちらも共通しているのは、
交通手段をひとまとめにし、余計な迷いや出費を最小化すること。
■ デジタルチケットと従来の紙キップ
丹沢・大山フリーパスには、デジタルチケットと従来の紙キップがある。
便利なデジタルチケットだが、登山では電波が届かない場所もある。そのため、山行中の安心を考えるなら従来の紙キップがおすすめだ。手に持つだけで確認でき、トラブルの心配も少ない。
■ 毎週登る者の恩恵
- 回数を重ねるほど、交通費の負荷を抑えられる
- 「またケーブルカー代…」という心理的重みから解放される(Aキップ)
- 多くの場合はBパスで充分だろう
- 下山後の疲れた判断力でも、移動の段取りが整理されている安心感
丹沢を歩くリズムは、体力だけでなく、
意識と経済的負荷を整えることでも維持できる。
■ まとめ
丹沢・大山フリーパスは、毎週の山を支え、心と財布の雑音を同時に削ぎ落とす“入山符”。
公共交通機関を利用して、西丹沢周辺を山行するのであれば、もはや必須のチケットと言ってもいいだろう。
詳細については、こちらを確認してもらいたい。




