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町田・高尾山 獲得累積標高33m、静寂の丘を歩く — 雨に閉ざされた週末の小さな巡礼

Posted on 2025年11月17日2025年11月18日 by XUONIX

雨に縛られた週末。
山に向かうことは今日も叶わず、身体のどこかがざわついたまま朝を迎えた。

“せめて少しだけ歩きたい”。
そう思い、田園都市線・すずかけ台駅近くの、小さな「高尾山」へ向かった。
名前こそ高尾山だが、あの599mの名峰とは異なる。
ここは町田の丘陵にひっそりと佇む標高159mの静かな丘。
登山靴も要らない。ただ、雨の匂いを吸い込むためだけに歩く場所だ。


INDEX
1 ■ コースタイム
2 ■ 行動ログ
3 ■ 天候
4 ■ 雨に濡れる遊歩道
5 ■ 10:07 淡々と続く「普通の道」
6 ■ 10:09 山頂到着
7 ■ 10:23 すずかけ台駅へ
8 ■ 感想

■ コースタイム

  • 日帰り
  • 山行:0:27
  • 休憩:0:00
  • 合計:0:27
  • 距離:2.2km
  • 登り:33m / 下り:33m

■ 行動ログ

9:55 すずかけ台駅
10:09〜10:10 高尾山
10:23 すずかけ台駅(ゴール)

■ 天候

雨


■ 雨に濡れる遊歩道

9:59。濡れた落ち葉が足裏に貼り付き、舗装道は鈍い光を返していた。
山道と呼ぶにはあまりにも整っており、心拍数も上がらない。
それでも、湿った空気を吸い込むたびに、少しずつ呼吸が深くなる。


■ 10:07 淡々と続く「普通の道」

起伏は少なく、危険箇所もない。
ただ歩くだけの道。
しかし、この“何も起きない道”こそが、雨の日の救いになることがある。


■ 10:09 山頂到着

わずか十数分で山頂に立つ。
視界は淡く霞み、展望は求めるべくもない。
「山」というより、丘のてっぺん――。
そんな言葉が自然と浮かぶ。

だが、雨音だけが支配する空間には、街では得られない静けさがあった。
人の気配もない。
ただ自分の足音と、しずくが葉を叩く音だけが積もっていく。


■ 10:23 すずかけ台駅へ

振り返るほどの道のりではない。
しかし、歩き始めより心が少し整っている。
山に行けない週末でも、自然に触れれば、どこかでバランスが戻る。
これは登山ではなく、ただの散歩だ。
だが、それでも十分だった。


■ 感想

本格的な山に行けない日でも、短い時間で自然と向き合うことで、思いのほか心は軽くなる。
標高も距離もささやかな丘だが、雨に静まった道を歩くだけで、内側のざわつきが静かに沈んでいった。
“歩く”という行為そのものが、時には登山より確かなリセットになる。
無理に山へ向かわなくてもいい。
こうした小さな寄り道が、次の山行への意欲になるのだと思う。

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